大人男子の趣味教養OTONA DANSHI NO SHUMI-KYOYO

DRINK連載「ワインの教養」

連載「ワインの教養8

「渋い」「酸がある」といった味の言葉から始めて、アルパカやコノスルなど身近な5ブランド、ボルドーやブルゴーニュなど有名産地の赤、値段の背景、シャンパーニュやプロセッコの泡、甘口、熟成と収穫年、日本のワインへ。具体的な銘柄で味を見ていく全8回。

8回・完結

どの回からでも読めます。回どうしの参照はすべてリンクになっているので、気になったところから入って、あとから繋げても大丈夫です。

第1回・無料
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渋い、軽い、コクがある——ワインの説明は、どんな味を指しているのか

ワインの説明でよく使われる「渋い」「酸がある」「フルーティ」「コクがある」が、実際に飲んだときのどの感じを指しているのか。カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、シャルドネなど具体的なワインを引きながら、渋みと苦味の違い、酸の効き方、甘い香りと甘口の違い、口当たりの厚みを説明する。

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  • 02
    身近な5ブランドのワイン——アルパカ、イエローテイル、コノスル、タヴェルネッロ、フロンテラスーパーのワイン棚で見かけるサンタ・ヘレナ・アルパカ、[イエローテイル]、コノスル、タヴェルネッロ、フロンテラ。5つのブランドの定番の赤と白を、渋みの強さ、果実の出方、口当たりで一本ずつ見ていく。
  • 03
    5つの産地の赤ワイン——ボルドー、ブルゴーニュ、トスカーナ、ナパ、チリ名前をよく聞く5つの産地の赤。ボルドーはカベルネとメルロを混ぜて渋みが骨格になり、ブルゴーニュはピノ・ノワールで色が淡く、トスカーナのサンジョヴェーゼは酸が立つ。ナパは熟した黒い果実、チリはカルメネール。それぞれの産地の中の幅と、代表的な一本まで。
  • 04
    ワインの値段——畑、造り手、熟成に払うもの同じ棚に、数百円の一本と数万円の一本が並ぶ。その差には何が含まれているのか。呼称ごとに決まる収穫量、手摘みや区画ごとの仕込みといった人手、出荷までの時間と保管、産地と造り手の名前、そして日本の棚に届くまでの道のりを、具体的なワインで見ていく。
  • 05
    シャンパーニュ、プロセッコ、カヴァ——泡のワインの味と香り棚に並ぶ泡は、名前ごとに味が違う。シャンパーニュのはっきりした酸と熟成が生む香り、りんごと洋梨のプロセッコ、若いカヴァと長く寝かせたカヴァ、アルザス・ブルゴーニュ・ロワール・リムーのクレマン、泡がやわらかいフランチャコルタのサテンまで、具体的なワインで見ていく。
  • 06
    甘口のワイン——甘さと、それを切る酸甘口のワインは一種類ではない。アルコールが低く泡の弱いモスカート・ダスティ、糖を残しても輪郭の残るドイツのリースリング、ソーテルヌとアルザスの遅摘みとアイスヴァイン、発酵を途中で止めるポート。甘さの濃さと、それを支える酸、口当たり、後味を具体的なワインで見ていく。
  • 07
    熟成と収穫年——置いて変わるものと、はじめから違うもの置いた時間で変わることと、摘んだ年で違うことは別のものだ。時間とともに香りの現れるヴーヴレ、熟成で香りの広がるシャブリ、ビロードのような手触りへ変わるキャンティ、同じ畑からブルネッロとロッソを造り分けるモンタルチーノ、11月の第3木曜日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォー、買った時点ですでに経っている年月、そして条件の違う二つの年を、具体的なワインで見ていく。
  • 08
    日本のワイン——甲州から、長野のメルロー、余市のケルナーまで日本で造られている赤と白は、甲州とマスカット・ベーリーAだけではない。長野の椀子ヴィンヤードは一つの畑からメルローの赤とシャルドネの白を出し、塩尻には桔梗ヶ原のメルローと固有品種の竜眼がある。余市のケルナーとナナツモリ、浦臼のゲヴュルツトラミネール、山形のデラウェアまで、具体的なワインで見ていく。