大人男子の趣味教養OTONA DANSHI NO SHUMI-KYOYO

全8回

競馬

ダービーの緊張、有馬記念の年末感、
逃げ馬の大逃げ、名馬の記憶から。

レース、馬、血統、一頭を送り出す人、競馬場。八回とも、実際にあった出来事と、JRAやJBISが公表している記録だけで書いている。予想の当て方と馬券の買い方は扱わない。

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01このジャンルの読み方
まず1本・連載「競馬の教養」第1回競馬は、馬券を買わなくても面白い——ゲートが開く十数秒と、直線で差が縮まる時間十数頭が二分ほど走って終わる映像の、どこを見ればいいのか。ずっと前を走り続けた馬と、それを最後に捉えた馬。同じ父母から生まれて結果がまるで違った兄弟。売り先が決まらなかった一頭。実際にあったレースから入る。無料で読む

もう少し知る

  • 02
    日本ダービーと有馬記念は、何が違うのか同じGⅠでも、レース名から連想されるものはまるで違う。三歳馬だけが出られる春の一戦、ファン投票で出走馬が決まる年末、天皇から下賜された銀の花器が起源の一戦、海外の馬を招く国際競走。
  • 03
    逃げる馬と、追いかける馬2022年10月30日の天皇賞(秋)では、パンサラッサが大きく先頭に立ち、イクイノックスは後ろの集団から追った。ゴール直前、イクイノックスがパンサラッサを追い越して1着になった。パンサラッサは2着だった。先頭のまま勝てるか、後ろの馬が追いつくかが、最後まで分からないレースだった。
  • 04
    血統の話で、なぜ父の名前が出るのか同じ父と母から一年違いで生まれた二頭が、まったく違う結果を残した。ところが兄の子がキタサンブラック、その子がイクイノックスである。親の名前から何が分かって、何が分からないのか。
  • 05
    一頭の馬を、何人が走らせているのか牧場は買い手を見つけられず、世話をした人はすぐに大きなレースを狙う馬とは見ていなかった。キタサンブラックという一頭に関わった人たちの言葉をたどると、誰ひとり最初から結果を知らなかったことが分かる。
  • 06
    東京と中山では、レースの見え方が違う同じ距離のレースでも、競馬場が変われば最後の直線の長さも坂の位置も変わる。東京・中山・京都・阪神を、その場で最初に目につくこと、映像で伝わる違い、そして一つだけ残る印象で並べる。
  • 07
    名前だけでも通じる名馬たち競馬を見ない人でも名前を聞いたことがある馬がいる。地方から来て最後のレースを勝った白い馬、負けずに三つの大レースを勝った馬、大レースを九つ勝ったメスの馬、十戦しか走らなかった馬。四頭の記録をたどる。
  • 08
    最終回——2023年ジャパンカップを、最初から最後まで見るその年に3歳のメスの三大レースをすべて勝った馬と、二年続けてその年いちばんの馬に選ばれた4歳馬が、同じレースに出た。一頭が大きく先頭に立ち、東京の長い直線で順位が動き、勝ったイクイノックスはそのまま引退した。2023年11月26日の東京競馬場。

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