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DRINK連載「ビールの教養」第5回

ビアバーの歩き方——タップリスト、ハーフパイント、「おすすめ」に頼らない頼み方

知らない銘柄が10も20も並ぶタップリストの前で、つい「おすすめは?」と言ってしまう人へ。ビアバーは一杯を選び抜く場所ではなく、小さく何杯も試す場所だ。ABVとIBUの読み方から、固まらないための注文の型まで7分で。

読了 7公開 2026.07.20最終確認 2026.07.20
この連載の目次(全8・完結
  1. 01スーパードライとIPAは、何が違う? ビールの話で迷子にならないための5つの言葉無料
  2. 02定番ビールは、同じ金色でも見る場所が違う無料会員
  3. 03「注ぎ」の世界読み放題
  4. 04クラフトブルワリー名鑑読み放題
  5. 05ビアバーの歩き方いまここ
  6. 06コンビニの棚の教養読み放題
  7. 07世界のビール紀行読み放題
  8. 08最終回——ビールの話に入る読み放題

第1回で兄弟の設計思想を、第2回でスタイルを、第3回で注ぎを渡した。知識は、もう十分ある。それでも、あの場所に入った瞬間だけは、まだ固まる——クラフトビールのバー。黒板やタップの列に、聞いたことのない銘柄が10も20も並んでいて、どれを頼めばいいのか分からない。

つい口から出るのは、いつものあの一言だ——「おすすめ、どれですか?」

先に言ってしまう。この質問は、間違いではない。ただ、あなたは固まらなくて済む方法を、一つ見落としている。それは、メニューの「サイズ欄」に書いてある。

多くのビアバーは、パイント(基本の1杯)だけでなく、その半分のハーフパイントや、もっと小さいテイスターサイズを用意している。つまりこの店は、一杯をじっくり選び抜くためではなく、小さく何杯も試すために作られている。

だとすれば、タップリストは「どれか一つを選べ」というメニューではない。「どれから試す?」という順番待ちのリストだ。あなたは今夜、その中の一つと結婚するわけではない——選択を一回きりの賭けだと思うから、固まる。 小さく頼めば、賭けは何度でもやり直せる。

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ここまでで、ビアバーは一杯を選び抜く場所ではなく、小さく何杯も試す場所だと分かりました。続きでは、「おすすめは?」に頼らない注文の型と、タップリストの数字(ABV・IBU)の読み方、一晩の飲む順番までを渡します。

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注文の型——「おすすめは?」を、方向に変える / タップリストの、2つの数字 / 飲む順番と、飲み比べセットという近道 / 会話での使い方

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