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DRINK連載「ビールの教養」第3回

「注ぎ」の世界——同じ一杯が、店で化ける理由

同じ銘柄なのに、あの店の生はなぜうまいのか。答えは「注ぎ」にある。泡の正体、一度・二度・三度という型、そして今夜家でできる三度注ぎまで——ビールの最後の工程を7分で。

読了 7公開 2026.07.20最終確認 2026.07.20
この連載の目次(全8・完結
  1. 01スーパードライとIPAは、何が違う? ビールの話で迷子にならないための5つの言葉無料
  2. 02定番ビールは、同じ金色でも見る場所が違う無料会員
  3. 03「注ぎ」の世界いまここ
  4. 04クラフトブルワリー名鑑読み放題
  5. 05ビアバーの歩き方読み放題
  6. 06コンビニの棚の教養読み放題
  7. 07世界のビール紀行読み放題
  8. 08最終回——ビールの話に入る読み放題

「この店の生、なんかうまいな」——同じ銘柄のはずなのに、店によってビールの味が違う。あの感覚は、気のせいではない。第1回で銘柄を、第2回でスタイルを渡した。今回は、その先にある最後の変数——「注ぎ」の話だ。

証拠になる店が、広島にある。三代続く酒屋に併設された「ビールスタンド重富」。置いているビールは大手の1銘柄だけなのに、昭和と平成の2種類のサーバーを使って注ぎ方を変え、5種類の味わいとして出す。店主の重富寛さんは「注ぎ名人」としてG7広島サミットでもビールを注いだ人で、この小さな立ち飲みには、その一杯のために他県から客が来る。

つまり、こういうことだ。ビールの味は、樽を出た瞬間には決まっていない。 工場が作るのは素材までで、最後の仕上げはグラスの上で起きる——注ぎは、ビールの「最後の製造工程」である。

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ここまでで、同じ銘柄が注ぎで別の一杯に化けることが分かりました。続きでは、泡の正体と一度・二度・三度の型の違い、今夜家で試せる三度注ぎの手順までを渡します。

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泡の正体——あれは飾りではなく、道具 / 注ぎの型——一度・二度・三度 / 8割は、注ぐ前に決まっている / 会話での使い方

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