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TRAVEL連載「海外旅行の教養」第5回

ホテルとマイルの教養——「貯めてます?」に、貯めてなくても返せる型のつくり方

「マイル貯めてます?」に固まってしまう人へ。ホテルもマイルも、上手い下手ではなく「どこまで凝るか」の濃淡でしかない。そのつど派・寄せる派・積み上げる派——貯めていなくても、自分の型を一言で言えるようになる7分。

読了 7公開 2026.07.20最終確認 2026.07.20
この連載の目次(全8・完結
  1. 01海外旅行の話は、行ったことがなくていい無料
  2. 02行き先スター図鑑無料会員
  3. 03旅の設計図読み放題
  4. 04ヨーロッパの歩き方——「いつか」を計画にする読み放題
  5. 05ホテルとマイルの教養いまここ
  6. 06旅先で何を食べるか——屋台からレストランまで読み放題
  7. 07円安時代の旅——予算の現実と近場の再発見読み放題
  8. 08最終回——海外旅行の話に入る読み放題

ホテルのラウンジ、マイルで取ったビジネスクラス、ポイントで無料で泊まったリッツ——旅の得意な人は、こういう話を軽くしてくる。そして、たいてい最後にこの一問が来る。「マイル、貯めてます?」。あなたはエコノミーで飛び、素泊まりのビジネスホテルに泊まる。だから「いえ、全然……」と小さくなって、会話はそこで終わる。

先に結論を言う。「マイル貯めてます?」は、できる/できないのテストではない。 第1回で「旅の会話に渡航歴は要らない」と言ったのと、同じ話だ。ホテルもマイルも、上手い下手ではなく、「どこまで凝るか」の濃淡でしかない。

そして、濃淡のどこにいても、それは立派な「型」になる。いちばん軽い型は、これだ——「貯めてないんですけど、泊まるなら同じ系列に寄せるようにしてて」。 この一言が言えれば、あなたはもう会話に入っている。

なぜ「寄せる」だけで型になるのか。世界の主要ホテルチェーンの会員プログラムは、入会も年会費も無料だからだ。泊まるたびに同じ札へ寄せておけば、手間ゼロで点が貯まり、いつか一泊が無料になる。「何もしない」のすぐ隣に、「ただ寄せる」という一段がある——凝るかどうかの前に、まず段があるのだ。

だから「貯めてます?」に必要なのは、貯めてきた実績ではない。自分がこの濃淡のどこにいるかを、一言で言えることだ。濃淡が何段あって、どこで手間と見返りが変わるのか。ここから、その三段を渡す。

ここから先は

ここまでで、ホテルもマイルも「どこまで凝るか」の濃淡で、貯めていなくても型は持てる、と分かりました。続きでは、三段の濃淡と、ホテル・マイルそれぞれの寄せ方、そして「貯めてます?」への返し方までを渡します。

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三段の濃淡——手間と見返りは、こう変わる / ホテル——「寄せる」だけで、点は貯まる / マイル——貯めるより、使う話が面白い / 会話での使い方

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