この連載の目次(全8回・完結)
- 01野球の名前は、同じ列に並んでいない無料
- 02昨日の野球は、5つの主語で読める無料会員
- 03大谷翔平の何が異常なのか読み放題
- 04ペナントレースは物語であるいまここ
- 05球場の歩き方読み放題
- 06高校野球とドラフトの教養読み放題
- 07「OPSって何?」に一言で読み放題
- 08最終回——野球の話に入る読み放題
第1回で名前の層を、第2回で5つの主語を読み分けた。順位表も、なんとなく読める。「今、阪神が首位ですよね」——ここまでは言える。でも、その先で会話が止まる。「首位だと、そのまま優勝なんですか?」と聞かれて、答えに詰まる。
順位表は、実は途中経過でしかない。プロ野球の一年には、順位表の下に物語の構造があって、本当の決着は秋にやってくる。3月末に開幕して、10月まで143試合を戦う長いリーグ戦(これがペナントレース)。その順位を土台に、秋、短期決戦のトーナメントが始まる——ここで一年が決まるのだ。
つまり、リーグ戦で首位でも、それは「秋の決戦への一番いい椅子を取った」という意味であって、優勝そのものではない。ペナントは物語の前半で、クライマックスがある。 この構造を知ると、順位表が「今の話」から「これからの物語」に変わる。
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ここまでで、順位表は途中経過にすぎない、と分かりました。続きでは、一年の構造とクライマックスシリーズの仕組み、会話での使い方までを渡します。
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一年の全体像——春に始まり、秋に決まる / クライマックスシリーズ——1位でも、油断できない / 会話での使い方
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