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SPORTS連載「野球の教養」第3回

大谷翔平の何が異常なのか——「すごい」を、数字と歴史で語れるようになる

「大谷やばいよね」で会話が止まる人へ。何がやばいのか、説明できますか。二刀流、史上初の50-50、満票MVP4回——その異常さを、野球を知らなくても語れる歴史と数字で。7分で。

読了 7公開 2026.07.20最終確認 2026.07.20
この連載の目次(全8・完結
  1. 01野球の名前は、同じ列に並んでいない無料
  2. 02昨日の野球は、5つの主語で読める無料会員
  3. 03大谷翔平の何が異常なのかいまここ
  4. 04ペナントレースは物語である読み放題
  5. 05球場の歩き方読み放題
  6. 06高校野球とドラフトの教養読み放題
  7. 07「OPSって何?」に一言で読み放題
  8. 08最終回——野球の話に入る読み放題

第1回で、大谷翔平は「選手」という層の名前だと分けた。球団ともリーグとも違う、朝のニュースの主語の常連だと。だから朝のニュースで「大谷また打った」と流れ、あなたも「やばいね」と返す。でも——何がやばいのか、説明できるだろうか。 「すごい」の中身を、今回は数字と歴史で渡す。

まず、いちばん大きな異常から。大谷は、投げて打つ。 野球の選手は、投げる人(投手)と打つ人(野手)に完全に分かれている。プロでその両方を最高レベルでやる選手は、100年以上、ただ一人しかいなかった——あのベーブ・ルースだ。そのルースですら、やがて打者に専念した。投打の二刀流を、両方トップクラスで続ける——これがどれほど非常識か。プロの世界で「投げるのも打つのも一流」は、長らく「漫画の中の話」だった。それを現実にしているのが大谷である。

だから「大谷やばい」の第一の意味はこれだ。野球という競技の、100年続いた前提を一人で壊している。 そしてその異常さは、二刀流だけでは終わらない。

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ここまでで、大谷の異常さは「二刀流」だけではないと分かりました。続きでは、史上初の50-50と満票MVPの意味、会話での使い方までを渡します。

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2つの数字——「史上初」と「満票」 / 会話での使い方

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