トスカーナは、イタリア中部の州の名前だ。ワインの棚でよく見る「キャンティ」はこの州の中の原産地呼称で、しかもキャンティとキャンティ・クラシコは現在、別の呼称である。主役の品種はサンジョヴェーゼ——このページの名前たちを分けて読めるようになると、イタリアワインの棚の解像度が一段上がる。
30秒で分かる産地
トスカーナは州名、キャンティは呼称名、サンジョヴェーゼは品種名。層の違う3つの名前を、まず分ける。
州名
名前の種類
イタリアの州の名前。ワインの呼称としてはDOCG/DOC/IGTの3層が州内に並ぶ
赤が中心
主な色・スタイル
赤が中心だが、白やロゼ、甘口のヴィン・サントもある
サンジョヴェーゼ
主な品種
サンジョヴェーゼが中心。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの国際品種も使われる
呼称で変わる
味の幅
キャンティ、キャンティ・クラシコ、ルフィナなどのサブゾーン、Toscana IGTで性格が異なる
呼称を分ける
ラベルの手がかり
DOCG/DOC/IGTの区分と、キャンティ/クラシコ/Toscanaの名前を分けて見る
ここまでで、トスカーナという名前の入口が分かりました。続きでは、ラベルで探す場所、産地の中の幅、よく見る商品の比べ方、店と料理、最初の一本まで整理します。
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