田酒を甘口か辛口かだけで整理しようとすると、蔵の説明から外れる。名前の由来を説明する文で、蔵が使っているのは「米の旨みが生きる旨口の純米酒」という言葉だ。田んぼから採れないもの、つまり醸造用アルコールと糖類を使わないと宣言するために付けた名前で、米の旨みを残す方向に振ってある。辛口という言葉だけで入ると、この酒の向きを取り違える。

TASTE IN 30 SECONDS
30秒で分かる味
田酒は甘口か辛口か。公式に掲載される田酒7商品は、日本酒度がすべて±0で並んでいる。公式に掲載されていない商品まで含めた「全商品」の断定はせず、確認できる範囲では甘辛の中央に置かれている、と見る。
田酒は、甘辛ではなく旨みで見る
旨口
方向
蔵の言葉は「米の旨みが生きる旨口の純米酒」。辛口とは書いていない
中央
甘辛
公式に掲載される田酒7商品は日本酒度がすべて±0。未掲載商品まで含む全商品の断定はしない
米から出る
旨み
醸造用アルコールと糖類を使わず、米由来の旨みを前に出す
飲み飽きない
後味
定番の一本を蔵は「旨口ながらコクがあり、飲み飽きしないすっきりした味」と書く
食事と並べる
組み立て
一杯で完結させるより、料理と行き来しながら飲むと輪郭が出る
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ここから先では、特別純米酒・百四拾・純米大吟醸の違いと720mlの税込価格、どんな店で頼むと分かりやすいか、日本酒好きが共有している前提、最初の一本まで整理します。
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銘柄の中の地図——特別純米、百四拾、純米大吟醸 / どんな店で飲むと分かりやすいか / 日本酒好きの中で共有されている3つの前提 / 最初の一本
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