メルローは、赤ワインの中でいちばんやわらかな顔をしている品種の一つだ。ボルドーワイン委員会は、その口当たりをしなやかで丸みがあり、ベルベットのようだと書き、香りにはチェリー、プラム、イチジク、スミレを挙げる。渋みの角が立ちにくく、果実味が丸い。ただし、このやさしさを「甘口」と読み違えないこと——そこがこの品種の入口になる。
30秒で分かる味
メルローは飲みやすいのか。方向はそのとおりだが、正確には渋みが無いのではなく、渋みがしなやかなのだ。丸さの中身を5項目で見る。
チェリーとプラム
香り
チェリー、プラム、イチジク、スミレ。熟成でチョコレートやコーヒーのニュアンスが現れることもある
辛口の赤が中心
甘辛
丸くやさしい甘みを感じても、それは果実味の表現。糖分としての甘口を意味しない
しなやかな渋み
酸味・渋み
酸は中程度、渋みはしなやかで丸い。ベルベットに例えられる口当たり
中程度〜ふくよか
重さ
早熟な品種で、アルコール度数は高めになりやすいとされる。ふくよかさが出やすい
肉料理の定番
料理
コノスルの公式ページは、ハッシュドビーフやヒレステーキ、ハードタイプのチーズを挙げる
ここまでで、メルローの味の入口が分かりました。続きでは、ラベルで探す場所、産地とブレンドでどう変わるか、よく見る商品の比べ方、店と料理、最初の一本まで整理します。
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