カベルネ・ソーヴィニヨンは、赤ワインの骨格を教えてくれる品種だ。ボルドーワイン委員会は、その香りをカシス、リコリス、ミントが重なり合う華やかなアロマと書き、最大の魅力をタンニン——力強く張りのある渋み——だとしている。渋いから上等なのではない。渋みが骨格になり、味わいを支え、長い熟成に耐える。この品種を知ると、「渋い」が悪口ではなくなる。
30秒で分かる味
カベルネ・ソーヴィニヨンは、渋くて重いのか。方向としてはそのとおりだが、渋みは欠点ではなく、この品種の設計そのものだ。骨格という言葉で見ると分かりやすい。
黒い果実
香り
カシスなど黒い果実に、リコリスやミント。熟成が進むと、森の下草のような繊細なニュアンスが現れるとされる
辛口の赤が中心
甘辛
熟した果実の風味を甘口と混同しない。糖分の甘さとは別の話
タンニンが骨格
酸味・渋み
力強く張りのあるタンニンが味わいを支える。ボルドー公式が最大の魅力と書く部分
中程度〜重め
重さ
しっかりした骨格を持ち、長期熟成型のワインを支える品種とされる
肉料理と好相性
料理
コノスルの公式ページは、この品種にボロネーゼやビーフシチュー、サーロインステーキを挙げる
ここまでで、カベルネ・ソーヴィニヨンの味の入口が分かりました。続きでは、ラベルで探す場所、産地とブレンドでどう変わるか、よく見る商品の比べ方、店と料理、最初の一本まで整理します。
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