自由の女神像、タイムズスクエア、セントラルパーク。名前は知っていても、それぞれが市のどこにあり、ブルックリンやクイーンズ、ブロンクス、スタテン島とどうつながるかは、意外と曖昧なままになりやすい。
ニューヨーク市は、マンハッタンだけではない。マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテン島の5つの行政区から成り、ハドソン川、イースト川、ニューヨーク港などの水辺が街を分け、橋、地下鉄、フェリーがつないでいる。
まず5行政区の位置を見る。その後に、細長いマンハッタンをダウンタウン、ミッドタウン、アップタウンへ分ける。すると、名所を点で追うより、「どの水辺を渡ったか」「どの街区で過ごしたか」まで話しやすくなる。
30秒で分かる、ニューヨーク
ニューヨーク市は、5つの行政区と複数の島・水辺から成る都市である。
- マンハッタン:細長い島を中心に、南のダウンタウン、中央のミッドタウン、北のアップタウンへ大きく分けて考える
- ブルックリン:マンハッタンの南東、イースト川の対岸。水辺だけでなく、広い住宅地、文化施設、海辺の地区まで持つ
- クイーンズ:ブルックリンの北東に広がる、市内で面積の大きい行政区。多様な街区、空港、世界博覧会の跡地などがある
- ブロンクス:マンハッタンの北側にある、本土につながる行政区。公園、植物園、動物園、野球文化だけでなく多様な地域を持つ
- スタテン島:ニューヨーク港の南西側にある島。ロウアー・マンハッタンとはフェリーで結ばれる
マンハッタンの西側にはハドソン川、東側にはイースト川と呼ばれる水路がある。自由の女神像とエリス島は、マンハッタン島の中ではなくニューヨーク港の島にある。
「アップタウン」「ミッドタウン」「ダウンタウン」には厳密な一本の境界線があるわけではない。初めての人が、マンハッタンの南北と移動方向を把握するための大きな目安として使う。
ニューヨーク市は、中央のマンハッタンだけでなく、東のブルックリンとクイーンズ、北のブロンクス、港の南西側にあるスタテン島から成る。マンハッタンを拡大すると、南のロウアー・マンハッタン、中央のミッドタウン、セントラルパークから北のアップタウンへ街の性格が変わる。この二段の位置関係を持つと、「ニューヨークに行った」の次に「どの行政区、どの街区で過ごしたか」まで聞ける。

地図で選んだ各地点の解説は、この先の読み放題部分にあります。
ここまでで、ニューヨーク市は5つの行政区と水辺から成る都市だと分かり、市全体とマンハッタンの南北が二段の地図でつかめました。続きでは、ロウアー・マンハッタン・グリニッジ・ヴィレッジ・ミッドタウン・セントラルパーク/アップタウン・ブルックリン水辺・クイーンズ・ブロンクス・スタテン島で最初に見る場所、住所の読み方、日数別の考え方、食の8入口、会話への持ち帰り方までを渡します。
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