大人男子の趣味教養OTONA DANSHI NO SHUMI-KYOYO

FASHION — ファッション・ブランド図鑑 — Stüssy

Stüssy——サーフボードの署名から、ストリートへ

サーフボードを削っていた人が、自分の署名をTシャツに刷ったのが始まり。サーフ、クラブ、音楽、スケートを通って広がり、いまはストリートの入口として続いている。

サーフボードに書かれていた署名が、そのまま服のロゴになった。サーフ、クラブ、音楽、スケートを通って広がったブランドだ。

ORIGIN

ボードの名刺代わりだった

1980年代のはじめ、カリフォルニアのラグナビーチ。ショーン・ステューシーが削ったサーフボードには、彼のサインが書かれていた。それを刷ったTシャツは、ボードを覚えてもらうための名刺のようなもので、車に積んで地元のサーフショップへ卸していた。

服を売るために作られた服ではない。この出発点が、いまも名前とロゴに残っている。

灰色の外壁に白い手書き文字で大きく描かれたステューシーの署名。下はガラス張りの入口で、奥に服のラックが見える
店の外壁。ボードに書かれていた手書きの署名が、そのまま看板になっている(クアラルンプール)Photo: Nkon21 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0(リサイズ)
SHIFT

サーフの外へ、いくつもの文化を通って広がった

サーフだけだった期間は短い。1980年代の後半には、ニューヨークのダウンタウンで、クラブへ通う人たちやヒップホップの担い手が着るようになる。スケートの周りにも入っていった。

同じ頃から、各都市のDJやアーティストや写真家へ服を送り、着てもらう。東京もロンドンも、その輪に入っていた。

NOW

いまはどんな人が着るブランドか

スケートや音楽、ストリートの雰囲気をラフな普段着へ取り入れたい10代後半から20代前半に着られている。帽子かTシャツを一枚目に買う人が多い。女性にも広く着られている。

30代から40代には、若い頃からアメリカンカジュアルやストリートに親しんできた人がいる。いまも着ていて、合わせる相手はデニムやチノといった定番のほうへ寄る。

黒いフーディーの背面。白い手書き風のStüssyロゴが大きく入っている
黒いフーディーの背面に、白いシグネチャーロゴが大きく入る。
PIECES

代表的な服

手書きサインのTシャツ・キャップ——出発点そのもの。ボードに書かれていた署名が、そのまま載っている。

8ボール——ビリヤードの8番球の図柄。代表的な絵柄のひとつになっている。

World Tour Tee——世界の都市名を並べたTシャツ。各都市に仲間がいた時期の考え方が、一枚の服になっている。